竹取公園再整備に向けたサウンディング型市場調査について

　当町では、平成31年に締結した奈良県との基本協定のもと、令和3年に「広陵町竹取公園周辺地区まちづくり基本計画」を策定し、竹取公園周辺の活性化に向けて取り組んでいます。この計画は、住民が安心できる健康で快適な生活環境を実現しつつ、公園や古墳などの地域資源を活かした賑わいのある住みよいまちづくりを進め、農業をはじめとする地域産業の創出に資する拠点の特色に応じた機能の充実や強化を図るとともに、町内のみならず広域的な拠点間相互の連携を図ることを目指したものです。

　竹取公園は本町北西部、真美ヶ丘ニュータウンと寺戸地区に隣接した都市公園です。園内にはみんなの広場やちびっこゲレンデ、ローラーすべり台などの遊具施設があり、町内及び町外のみならず、県外からも多くの方にご利用いただいている現状です。
　一方で、開園から29年が経過し、公園施設の老朽化問題や公園施設に求められるニーズが時代と供に変化してきたことへの対応について、現状から改善できる余地があると考えています。
　また、公園周辺には歴史史跡、図書館及び奈良県立馬見丘陵公園といった集客施設が数多く存在し、エリア的にも賑わいづくりの中心となるポテンシャルが高い立地条件です。
　昨年度は竹取公園と道路を活用したイベントを行い、多くの方々にお越しいただきました。民間事業者によるイベント開催の問い合わせ、実施件数も増えてきております。また複数の民間事業者様から、公園内での事業展開について条件が合えば参入可能であるとご意見をいただいております。
　来園者が更に快適に過ごせるような公園施設の拡充を図り、より一層賑わいのある公園とするため、集客施設の事業化を推進していきたいと考えています。また、最終的には集客施設での収益にて遊具等の公園施設に係る維持管理を実施していただくこともめざしながらご意見を頂戴できればと考えております。
　当町では、効果的・効率的な行政運営を推進するため、積極的な公民連携事業を推進しており、様々な公共事業に民間事業者様からの提案を取り入れたいと考えています。本調査はこの方針を踏まえ、事業実施の連携が期待される民間事業者と対話の機会を設けることにより、官民連携による実現性の高いアイデアやノウハウをご提案いただき、公募設置等指針等を策定する際の参考とするため、サウンディング型市場調査を実施します。

令和6年2月15日（木）、2月16日（金）

下記フォームより、必要事項をご記入のうえ送信してください。

https://forms.office.com/r/xquesP2JYt