広陵町公共施設再配置(再編)計画を策定しました
[2020年9月7日]
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当町が保有する小・中学校や公民館、体育館などの公共施設(以下「ハコモノ施設」という。)の半数以上が建築後30年を経過しています。今後、経年劣化や老朽化が進むことで、大規模な改修や更新(建替)時期を迎えることとなります。
しかしながら、人口減少や少子高齢化による生産年齢人口の減少等により、税収の伸び悩みや福祉関連費の増大などにより厳しい財政状況が続くことが予想され、ハコモノ施設の修繕費用や更新(建替)などに支出できる予算はより厳しくなってきます。
こういった状況を踏まえ、当町では、総務省の要請を受け、平成26・27年度に保有・管理するハコモノ施設の活用のあり方の基本的な方針となる「広陵町公共施設等総合管理計画」(以下「管理計画」という。)を策定し、ハコモノ施設の適正かつ効率的な維持管理等を進めることとしました。
また、管理計画をより具体的に進めていくためには、施設の現状把握や課題の整理を行う必要があることから、平成29年度に「広陵町公共施設評価」並びに「住民アンケート」及び「利用者アンケート」を実施し、利用状況や住民ニーズの把握を行いました。
これらの成果を基に、将来にわたって維持可能な施設の規模を定め、行政サービスの維持・向上のための最適な施設配置や効率的な管理運営の指針となる「広陵町公共施設再配置(再編)計画」(以下「再配置計画」という。)を策定しました。
今後、再配置計画を基に、各個別施設の具体的な更新・整備計画を策定する予定です。
予防保全型維持管理により施設の長寿命化を図る「(1)計画的な予防保全の実施」と利便性の向上や施設運営の効率化を図るため「(2)施設機能の維持・向上」に努めるとともに、安全性の確保が困難な施設については廃止や建替を視野に入れた「(3)安全かつ効率的な維持管理の実施」について検討します。
住民ニーズや人口動向、財政状況を踏まえ、施設の再配置方針を位置づけることにより「(1)サービスの適正化」を図るとともに、「(2)施設総量の縮減」に向けた施設の集約化や複合化、譲渡等の検討を行います。さらに、再配置により不要となった建物や土地については「(3)資産の有効活用」に向け、売却や貸出等を進めます。
施設運営の最適化を図るため「(1)民間活力導入の検討」を進め、民間ノウハウを活用した計画的な維持管理や予防保全、包括管理委託等により「(2)維持管理費用の縮減」を図ります。さらに、現状の施設運営における採算性を踏まえ、「受益者負担の適正化」について検討します。
広陵町公共施設再配置(再編)計画
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