個人情報、文言等に配慮し、実際に頂いた質問内容の表現を変えるなどして、なるべく簡潔にまとめています。
質問
いつも町政のためにご尽力いただきありがとうございます。
私は、子どもが小学校に通う2児の母です。
わが子は毎日外で遊びたがる活発な子ではありますが、学校の図書室にもよく通っている様子でした。
図書室には先生がいてくれることや、いろんな本が展示してあること、質問したら答えてくれることなどを、以前より子どもの話から聞いて、「いいなぁ、ありがたいなぁ」と思っておりました。
お手紙まで書こうと思いましたのは、先日そのことでとても感激したからです。
冬休み、わが子が遠く離れた祖母の家で、手塚治の「アドルフに告ぐ」という古い漫画を読みました。続きが気になり、学校図書の先生にその本が置いてあるか尋ねたそうです。題名の記憶もおぼろげなので、何度か母の私に「あの漫画の名前なんやったけ」と聞きに来るなどしました。
積極的に先生に話かけるタイプの子だとは思っていなかったので、図書の先生が根気強く子どもの話に耳を傾けてくださったことが伝わってきました。
そして作者の名前を憶えてようやく先生に作品のことが伝わったら、なんと学校にはその本がないので、町立図書館から借りてきてくださったそうです。そして、学校で読んでねと言って読ませてくださったそうです。
親子で図書館に探しにいったけど見つけられなかった後でしたので、子どもはとても喜んでいました。
先生は「普通のことをしたまで」とおっしゃっていましたが、私自身も本が好きですし、コロナ禍で子どもにもなにかとストレスをためてい姿が家庭では出ており、学校での嬉しい話は、親もとても嬉しく、その丁寧な教育内容にとても心動きました。
そうした専属司書の先生がいるのは広陵町独自で近隣自治体にはないとのことも聞いておりましたので、これはぜひとも継続していただきたいと、行政のことはわかりませんが、万が一予算の都合などで先生の配置がなくなってしまったら残念でなりませんから。
想いが少しでも伝わりました幸いです。
今後も子どもたちや子育て世代のこともどうぞよろしくお願い致します。
回答
お手紙ありがとうございました。
こんなうれしいお手紙を頂いたら学校図書館司書の皆さんが大いに励みになります。
図書館を利用する方々の資料探しをお手伝いするのが司書の一番の使命とも言えますので、当たり前のことをしただけとなりますが、司書にとっても見つかってうれしい気持ちは同じだと思います。
さらに図書館と学校図書室をつなぐシステムを充実する計画を立てています。
小さい時から本に親しむことは大切なことであり、子どもたちの読書支援はしっかり進めていきたいと思います。
これからも図書館と図書館司書の皆さんへの応援よろしくお願いします。