施設整備課(下水道) 水緑景観モデル事業
[2009年5月28日]
ID:118
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本名は、喜多見五郎右衛門といいます。
南郷は、むかしから水が不足で、日やけ年には村民が苦しんでいました。そこで、五郎右衛門は慶長九年(1604年)村民を動員して南郷池を堀あげ、南郷領まで溝を通し、村の周囲に環濠に用水をたくわえることに成功しました。
南郷の東南に位置するところに、南郷城跡として石碑が建てられています。これは、村の周囲に濠をめぐらして、その中に館を構えた喜多見右衛門の館の跡と、考えられています。
山王神社の境内には、板状の安山岩に薄肉彫りされた「弥勒さん」と呼ばれている石仏が安置されています。
平安時代の数少ない石仏のうちでも、県内最古の在銘石仏として貴重であり、昭和54年には奈良県文化財の指定を受けています。
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